[携帯モード] [URL送信]

偽りの名 呵々闘諍の日記(力水の書いたやつ) 決闘時空まとめページ
2012-06-26(火)
科学と魔法

今日、ニコニコ動画を見ていたらとある面白い記事が見つかった。
それは“魔法にシステムは必要か”というものであった。

最近のファンタジー作品の魔法には法則がなくてはならないという風潮があり、それを疑問視する声があるとのことだ。
なるほど、言われてみればおかしなことだということに気がつく。
魔法というものは人智を超えたものであり、法則があれば科学と確かに変わらない。
記事にもあったが、これは魔法がゲームにおいて数値化したのが原因であるという。
確かに最近の小説や物語は科学と魔法が対等のレベルにまで落とされている。

この話の裏側には科学技術の発達こそが望ましい未来を築くという産業革命以後の思想が元にあると思われる。
だが、よくよく考えて欲しい。科学には限界があるのだ。
対して、魔法は夢の存在であり、限界など無い。
それが同列に扱われるのはかつてのファンタジー作家やそれを読んで夢を膨らませていた人たちに対して申し訳ない気がする。

別に魔法のシステム化自身を否定しているのではない。
科学と同列に扱われることが好ましくないのである。

遊戯王でもそうだが、結局科学の力には限界があり、最終的には奇跡と言う名のオカルトチックな魔法が未来を切り開く。

まあ結局、何が言いたいかというと、頭の固い法則をとっぱらって書くファンタジーも良いものではないかということだ。
大人になって忘れていた子どもの時に夢見ていた世界。
現実から離れたいときはそんなもので癒されたいものだ。
「科学と魔法」へのコメント

コメントはありません。
コメントを書く
[*最近][過去#]
[戻る]

無料HPエムペ!