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偽りの名 呵々闘諍の日記(力水の書いたやつ) 決闘時空まとめページ
2012-08-24(金)
決闘時空(デュエルスペース)第二話 Part3

決闘時空 第二話 「出会う者」Part3(続き)

(?ターン目)
大庭 基:LP8000、手札2
場:
場:

栗原 由紀:LP4000、手札0
場:《六道神 TEN−DO》(ATK4000)
場:伏せ×2


「そうですね。手札も万全というわけではありませんし、このままでは僕の負けになりますね。でも、油断してるとあっと言う間ですよ?」
かなり不利な状況に陥りながらも基には余裕があった。
「僕のターン、ドローします。スタンバイフェイズに《黄泉ガエル》を復活。そして、メインフェイズにデュエリスト能力発動!」(手札2→3)
「大庭にもデュエリスト能力があったのか!」

「手札を3枚デッキに戻し、シャッフルします。そして、3枚ドローします。」(手札3→3)
「《リロード》と同じ能力かな?まあ、TEN−DOを倒せるカードなんてないかな?」
基はデュエリスト能力を使い、手札を交換する。だが、栗原にはそんなことをしても無駄だとニッコリと笑みを浮かべていた。
(それに、さっきみたいに私を直接狙うなら伏せている《ガードブロック》や《立ちはだかる強敵》で簡単に守れちゃうのかな?)

「墓地の《粋カエル》の効果発動、墓地にいる《魔知ガエル》を除外して特殊召喚します。そして、手札から速攻《地獄の暴走召喚》を発動します。」(手札2→1)
「モンスターを展開するのかな?でも、《粋カエル》を大量に出したところで意味はないかな?」
「いいえ、特殊召喚するのは《粋カエル》ではありません。」
基はデッキを自分のデッキを確認し、《粋カエル》とは別のモンスター3体を自分の場に並べた。

「そうか、《粋カエル》はフィールドにいるときは《デスガエル》として扱う!これで大庭の場には《デスガエル》が3体!」
基が場に並べたモンスターの正体は《デスガエル》であった。3体の《デスガエル》ゲコゲコと喉を鳴らして、発声練習をしているようだ。
「《デスガエル》が3体ということは…。」
「あの魔法カードね。」
「《死の合唱》を発動!《デスガエル》が3体自分の場にいるとき、相手のフィールド上のカードを全て破壊します!」(手札2→1)
「て、《TEN−DO》が、やられちゃうのかな!?」
《デスガエル》は大きく口を開け、空気を吸い込むと、一斉に歌いだした。
《デスガエル》3体による合唱が始まり、栗原の場に向かって音の波のようなものが押し寄せる。それによって、栗原のセットカードたちが破壊されていくが…


《ガードブロック》(破壊)
《立ちはだかる強敵》(破壊)


「そうはいかないかな?」
「っ!!」
《六道神 TEN−DO》はその場に残っていた。《死の合唱》による音撃を物ともせず、傷一つ付いている様子はなかった。
「どういうことだ!?TEN−DOには破壊を防ぐ効果なんてねぇってのに!?」
見城は遠目で《六道神 TEN−DO》のテキストを見ていたが、破壊耐性の効果はどこにもなかった。
※遠くのデュエルディスクにある小さなカードテキストを読み取るのは常人には不可能なことですが、特別な訓練を受けているデュエリストにとってはごく普通のことです。

「天神さん、これは栗原さんのデュエリスト能力ですか?」
「そんな、はずは…!栗原先輩の持っていたデュエリスト能力は破壊を無効にする能力なんかじゃなかった! 」
吉井がデュエリスト能力の可能性を示唆すると、天神は焦り始めた。驚きの連続で天神は普段の冷静さが薄れているようであった。
「うん、天神さん、そういうことなのかな?でも、昔の能力とは違ってもっと強力なんだよ?それが、これだよ?」
そう言うと栗原はデュエルディスクからTEN−DOを取り外すと、TEN−DOのテキスト欄に黒い染みのようなものが浮かび上がり、それは新たなテキストとして付け加えられる。



六道神 TEN−DO レベル−10 闇属性・天使族・ダークシンクロ
ATK4000 DEF4000
チューナー以外のモンスター1体−ダークチューナー
このカードを特殊召喚するためには、自分フィールド上に存在する「DT(ダークチューナー)」と名のついたチューナーのレベルをそれ以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体のレベルから引き、その数字がこのカードのレベルと等しくなければならない。
このカードのシンクロ召喚は無効化されない。このカードのシンクロ召喚成功時、及び、効果の発動時に相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の発動はできない。
1ターンに1度、相手フィールド上のカードを全て破壊することができる。
このカードがフィールドから離れたターンのエンドフェイズ時にこのカードを特殊召喚する。
V(ヴァンガード)能力:このカードを所持しているプレイヤーがこのカードをVにしているとき、対象のプレイヤーはデュエリスト能力「レベル−3 不可侵の呪い」を得る。(Vにできるカードは1人につき1枚まで。また、レベル−のデュエリスト能力を元々レベル+のデュエリスト能力を持つプレイヤーに対して使用した場合、その能力に上書きするか追加するかを選べる。)



「ヴァンガード能力…だと!?」
「レベルがマイナスって、どういうことですか?!」
「嘘、こんなカードが存在するなんて…!?」
吉井達は自分たちの知らない未知のデュエリスト能力の存在の出現によって戸惑う。
レベルの存在しない能力はかつての吉井やリンネも所持していたが、それはリンネが消えた時点で消滅している。
リンネの娘である天神でさえも聞いたことも見たこともない能力を持つカード、デュエリスト能力がそこにはあった。

不可侵の呪い(アンタッチャブル・カース) レベル−3能力
自分のカードの効果を相手フィールド上のモンスターは受けない。



「基くんの今持っているマイナスの能力によって私のモンスターは基くんのカードの効果を受けないのかな?基くん、君じゃあ私の神様を消し去ることなんてできないんだよ?」
「そうみたいですね。確かに信じているものを他人が取り払うなんてことは容易くはないです。それなら栗原先輩、あなた自身がその依存から脱却してください。」
「どういう、意味なのかな?」
頼みの綱であると思われた《死の合唱》をも防いだTEN−DOを目の当たりにしてもなお、基は勝負を捨てようとはしていなかった。

「フィールド魔法《忘却の都レミューリア》を発動。このカードは「海」として扱い、フィールド上の水属性モンスターの攻撃力と守備力は200ポイントアップする。」(手札1→0)
はじめの発動したフィールド魔法により、フィールドに荒廃した神殿が浮上し、足場には海の水が広がっていく。
「でもでも、それでもTENN−DOは倒せないのかな?」
「いえ、これで王手です。《忘却の都レミューリア》の効果発動。自分のフィールド上の水属性モンスターのレベルは自分のフィールド上に存在する水属性モンスターの数アップする。僕の場には5体の水属性モンスター。よって、レベルが5アップ。」
「レベルが一気に5も!でも、チューナーもいないのにレベルを上げても…。」
「……!なんだこの感じ?どこか、懐かしい!?」
「見城、さん?」
見城は懐かしさを感じていた。いったいどうしてそうなのか、それは彼女自身も解っていなかったが、それに対する不安は無いようであった。
「レベル10となった3体の《デスガエル》でオーバーレイネットワークを構築!」
3体のデスガエル達は青い淡い炎のようなものになって宙を舞う。そうすると、基のフィールドに赤い光の渦のようなものが出現し、その中心には小さな宇宙空間のようなものが見える。そこに吸い込まれるようにして3つの青い炎は入っていく。
「エクシーズ召喚!」
「「「「エクシーズ召喚!?」」」」

吉井達だけでなく、ダークシンクロを扱っている栗原でさえも知らない召喚方法に4人は驚愕する。
特に吉井達にとっては驚きの連続であった。ダークチューナー、ダークシンクロ、ヴァンガード能力、レベルマイナス…これらのことに続いて新たな召喚方法によるモンスターの召喚が今行われているのだ。
同じ場所にいるはずなのに、基と栗原だけ全く別の世界にいる、そう3人の目には写っていた。

「哀しみの渦の中から今こそ解き放たれよ、
《水聖霊(アクアスピリット)−メイルシュトロム・クレイオー》!」

デスガエルたちが入り込んで行った小宇宙空間からは巨大なオーロラのような光を放つ花に似た物がフィールドに現れ、その周りには光の球体のようなものが3つぐるぐると飛んでいた。
出現した花びらのように見えるそれはゆっくりと動き、2枚の羽を形成し、羽の根元にはその羽の持ち主が宙を浮いていた。それは青い鎧を纏った小柄な騎士であり、頭には左右に赤い羽根がついた兜をつけており、面の部分が閉じていて顔が隠れていた。
その騎士のようなモンスターは両手で自分の3倍の大きさはあるであろうオーロラの羽と同じ色と大きさの水で出来ているような透明感を持つ槍を持っていた。

「なんなのかな、そのモンスター!?」
「栗原先輩と同じ黒いカード?でも、TEN−DO禍々しさを感じない…。」
「なぜでしょうか…。あのカードを見ていると心が洗われるようです…。」
「あれが、大庭の切り札…!」
基が召喚したメイルシュトロム・クレイオーはTEN−DOとは対照的に神秘的で、見る者の心に訴えかけるような雰囲気を漂わせていた。そのおかげなのか、吉井達は心に平穏を取り戻していた。

「《水聖霊−メイルシュトロム・クレイオー》は水属性のレベル10モンスター3枚の上に重ねてエクストラデッキからエクシーズ召喚する。素材となったモンスターはエクシーズ素材として下に重ねたままにする。そして、水属性のためレミューリアの効果で攻撃力200ポイントアップします!」
「攻撃力4200なのかな?でも、TEN−DOを倒しても無駄のかな?」
攻撃力が200ポイント上がっただけでは栗原を倒すことはできないと解っている彼女は不敵に余裕の笑みを浮かべる。
「確かに攻撃力4200のモンスターを出しても、栗原さんを倒すことはできませんよね…。」
「そうなると、メイルシュトロム・クレイオーにはTEN−DOに対抗しうる効果があるということね。」
「メイルシュトロム・クレイオー、一体どんな効果なんだ!?」
これからどうなるのか、吉井と天神は冷静に、見城は興奮しながら見守っていた。

「メイルシュトロム・クレイオーの効果を発動。エクシーズ素材を3つ取り除くことで相手は自身のフィールド上のカードを全て手札に戻す!」
「私自身が!?ということは!?」
「そう、これはモンスターではなく、相手プレイヤーに対する効果。よって、TEN−DOはフィールドから消える!」
基が抱えたレベルマイナスの能力、「不可侵の神」は自分のカード効果を相手モンスターに受けなくさせる能力である。しかし、メイルシュロム・クレイオーは《痛み分け》のように相手プレイヤーに行動を強要する効果である。そのため、栗原はTEN−DOを手札に戻さなければならないのである。



水聖霊(アクアスピリット)−メイルシュトロム・クレイオー ランク10 水属性・海竜族・エクシーズ
ATK4000 DEF4000 水属性レベル10モンスター×3
???
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードのエクシーズ素材を3つ取り除く事で、相手は相手自身のフィールド上のカードを全て手札に戻す。
●???



メイルシュトロム・クレイオーの周りを飛んでいた光の玉は槍に集まっていき、消滅すると槍はまばゆい光を放ち始める。
メイルシュトロム・クレイオーは槍を栗原の場の地面に向けてかざす。すると、水が一気に湧きいでて、TEN−DOは栗原に向かって押し流されていった。栗原のデュエルディスクからTEN−DOのカードが飛び出し、それを彼女は手で掴もうとするが、ダークシンクロモンスターであるTEN−DOは栗原の手から離れ、エクストラデッキへと戻っていった。
基が先に言ったように、栗原は自らの手から離れる結果となった。
「なんて効果だ!あのTEN−DOをどかしやがった!」
「それだけじゃないわ。栗原先輩には手札も無いし、防ぐカードは存在しない。」
「そして、残ったのは攻撃力4200のメイルシュトロム・クレイオー…。」

「こ、こんなことってあるのかな!?これは夢なんじゃないのかな!?」
自分の神を失った栗原はパニックに陥いり、ひどく混乱して今の光景が夢であると暗示をかけ始めた。
「そうですね、これは夢です。ですから先輩、目を覚ましてください。」
基は優しくなだめるように栗原に語りかけ、落ち着かせようとする。それを聞いていたのか、メイルシュトロム・クレイオーは自ら意思のあるように主である基の方に振り向き、二人はお互い頷くと、槍を両手で抱え上げた。
すると、フィールドに巨大な水の渦の竜巻が発生し、竜巻は栗原に向かって進み、彼女を飲み込む。
「くぅううううっ!?………………。」


栗原 由紀 LP4000→LP0


「大庭が勝った…!」
基が勝利を収めると見城を始め、吉井や天神もほっとする。
デュエルが終了すると竜巻は消え、栗原は解放される。栗原は何か憑きものが落ちたように気を失い、前のめりで倒れそうになる。
「栗原さん!」
「栗原先輩!」
ほっとしたのも束の間、倒れそうになった栗原を見た康助たちは駆け寄る。だが、対戦相手である基はそうなることが分かっていたのか、倒れかけた栗原を前から優しく受け止めた。
基は栗原を吉井達に任せ、栗原の左手にあるデュエルディスクを外した。


「…うん?確か天神、さん?かな?」
少して気絶していた栗原はゆっくりと目を覚まし、辺りを確認し始める。どうやら記憶が曖昧なようでどうしてここにいるのか解らず戸惑っているようであった。
「よかった、栗原先輩。」
「大丈夫ですか、栗原さん?」
「目が覚めないかと思って心配したぜ!」
栗原が目を覚ますのを見て吉井達は安堵する。
起きた栗原を見届けた基はデュエルディスクのエクストラデッキから《六道神 TEN−DO》のカードを取り出し、その場から立ち去ろうとしていた。

「大庭さん!」
どこかへ行こうとする基を吉井は呼び止めた。その声を聞いて基は振り向いて返事をする。
「なんですか?」
「大庭さん、栗原さんと一緒にデュエリストフォースに来てもらいます。」
「え!?」
大庭 基は生徒会の手によってデュエリストフォースに連行されることになった。

第二話終わり
「決闘時空(デュエルスペース)第二話 Part3」へのコメント

By アッキー
2012-08-25 16:55
エクシーズ召喚! これが基くんの真の力なのか・・・!
といっても、まだ全てが明かされていない。
デュエリスト能力も、本当に《リロード》かどうか。
(確か以前に相手の手札を消し去ってましたよね?)

山田「自分・相手の手札をデッキに戻し、同じ枚数だけ自分はドローする。そんな感じかな。」
佐久間「単なる《リロード》だとしても、回数制限が無ければ凶悪性能だけどな。」
山田「限定条件があるのか、敢えて使わなかったのか・・・。」
八武「おい、メイルシュトロム・クレイオーはスルーかね?」
山田「まだ謎が多いから何ともいえないな。カッコイイけど。」

“不可侵の呪い”って、まるで天神さんを狙い済ましたような能力じゃないですかー。
モンスターであるTEN−DOで天神さんに勝つとなると、やはりV能力ですよね!
ああ、またレベル5能力が弱体化する・・・。

山田「アッキーが言ってはいけないと思う。」
八武「だよな。」
佐久間「天神は、“拒絶の神門”を封じられても【スペルビアテナ】があるが・・・栗原は天使族デッキだから《ハネワタ》が入ってるかな。」
八武「好カードだっ! 美少女対決だしな!」
山田「お前まさか基くんが勝ったのを残念とか思ってないよな?」
八武「滅相も無い。」

それにしても、基くんの戦術は流れる水のように鮮やかですね。
《デスガエル》3体からの《死の合唱》、そしてレベルを上げてのエクシーズ召喚。
よし、これを“フルコーラス”と名付けよう!

山田「アッキーはスクライドの読みすぎなんじゃないかな。」
佐久間「メイルストロムはノルウェー語で、クレイオーはギリシャ語だ!」
山田「そのネタ汎用性あるな・・・。」

そして今回、最もツボに嵌まった小ネタ。
>※遠くのデュエルディスクにある小さなカードテキストを読み取るのは常人には不可能なことですが、特別な訓練を受けているデュエリストにとってはごく普通のことです。
流石は見城さんだぜ!
何故か彼女は生徒会の中で最も目が良いイメージがあります。

八武「野生的な活発さを持っているからな。」
山田「そうかも。」

せっかく勝利したのにも関わらず、連行される基くん・・・。何か急にリアル。
元の世界に戻ってきたということなのか。
笑ってはいけないが、笑ってしまうwww
次は謎解きフェイズでしょうか。第三話も楽しみに待ってます!

pc
[編集]
By 呵々闘諍
2012-08-25 17:22
>アッキーさん
 >基の真の力
基「全力ではありませんね。栗原先輩相手に全力を出してしまうと今後のデュエルに支障をきたしてしまうかもしれねいので。僕の能力についてはヒントがちらほら隠されてます。明確な答えにはなりませんが、ダークシンクロモンスターたちのテキストを読むとなんなのか少しわかるかもしれません。」

 >不可侵の呪い
天神さんメタになったのは偶然です(笑)
本来、レベルマイナスの能力は通常のデュエリスト能力を封じるために作ったものですからね。
レベルE能力の強化版?

 >ハネワタ
入っていると思います。というより、天神さんのことを知っているデュエリストならメタカード入れないと彼女には勝てんです(笑)

 >基の戦術
基「ありがとうございます!フルコーラス、いい響きですね。採用しようできるか作者と相談してみます!(今後このコンボができるか不明のため)」

 >野生少女見城さん
基「見城さんは人としても、デュエリストとしても完璧です!ああ、見城さん、ああ、見城さん…。」
吉井「大庭さん、一緒にデュエリストフォースまで来てもらいましょうか。」
基「い、いやです…。」

どうなる次回!?
ゆっくりまっててね!
pc
[編集]
By 千花 白龍
2012-08-25 19:43
やはり基君が勝ったか。いい感じのエクシーズですね。
あれ?連行された?いやいや、きっと吉井君は勝者である基君をデュエリストフォースに招いて、デュエルしたり、友情を育んだり、サインをもらったり、共闘を持ちかけたりするんでしょう。決して逮捕とかそんなことはないでしょう、多分。
pc
[編集]
By 呵々闘諍
2012-08-25 19:59
>千花 白龍さん
たまには主人公クラスに勝たせなきゃいけませんからね。
決闘学園シリーズといえば敗北からスタートみたいな印象がありますが、ここは勝たせてもらいました。

エクシーズについても今後説明がされていきますので。

逮捕されたかどうかは次回にて!(私の中の吉井君は中身が黒いのでいったいどうなるのか…)
それでは!
pc
[編集]
By 豆戦士
2012-08-26 22:05

 いつの間にか私の知らないところで4次創作が始まっていたよ!
 とりあえず、今までの分をまとめて感想を。


>第一話について

 中途半端にドロー運が下がるとはなんて中途半端な能力なんだ……!
 そして、本当に登場してしまったよレベルマイナスのデュエリスト能力!
 デュエリスト能力の絶対性はどこへやら。どんどん設定がフリーダムになっていくなあ……(褒めてる)

 ちなみに、決闘学園3拍手でのマイナス能力は(デュエルのアイデアはあるので)形を変えていずれどこかに出すかも知れません。


>>《禁じられた聖杯》

 説明しよう! 本家の決闘学園シリーズでは、ラスボス的に立ちはだかったカードを戦闘以外で除去・効果を無効にするといったことは基本的に暗黙の了解で禁止行為とされているが、私以外の作者が書いた場合は必ずしもその限りではないため、除去対策を怠ると簡単に負けてしまうのだ!


>第二話について

 栗原先輩が私の裏設定より可愛い。
 ここで、在学当時は〜〜〜な能力持ちだったんですよー、と私がコメントするやいなや即3〜4次創作に採用されかねないからアッキーさん&呵々闘諍さん怖い。

 大庭基……? そんなキャラいたっけ……。1で名前だけ出したか……?
 なんて思ったら、「負(VS 1年男子)」←こいつだったとは。気づくか(褒めてる)
 それにしても、基くんはタッグフォースの主人公のような容貌ですね。

 六道神のヴァンガード能力でマイナスに上書きされたはずなのに、なぜ基くんはデュエリスト能力を使えたのか?
 普通に考えれば最初からマイナスの能力持ちですが、はたして。

>>「相手は相手自身のフィールド上のカードを全て手札に戻す。」

 なんという屁理屈効果。でもOCGの痛み分けもそんな感じだから困る。

 説明しよう! 本家の決闘学園シリーズでは(ry



 それでは、また。刮目して次回を待ちます。

pc
[編集]
By 呵々闘諍
2012-08-26 22:36
>豆戦士さん
どうも、勝手に書かせてもらった呵々闘諍です。
読んでいただきありがとうございます。

 >デュエリスト能力の絶対性
リンネちゃんが死んでしまった今となってはデュエリスト能力は自由にいじられる時代になってしまいました。(いい時代になったものだ)

 >ラスボス殺し
ラスボスはカードじゃなくてデュエリスト本人だという認識でこの作品は成り立っていますからね。
デュエリスト本人が死ななきゃラスボス的カードは何度でも蘇るのさ!
そして、最終的にはデュエリスト同士の殴り合いで決着が…

 >栗原先輩
勝手に設定作りお許しください!こういう名前だけ出て来たキャラいじるの大好きなんで(笑)

 >大庭 基
今作品の主人公(?)キャラです。容貌や能力については後ほど。
ダークシンクロがマイナスなら、エクシーズは…?

 >屁理屈効果
大丈夫だ、世の中にはフィールドから離れない効果も存在する!
やっぱり、アッキーさんのクリムゾン・ドラグーンを見た後だとラスボスカード攻略が必ずしもデュエリスト攻略にはならないと思った結果、凶悪な除去効果持ちが誕生してしまったのです。
リンネちゃんのユニバァアアアアス!もただのでかい壁でしたし(ほめ言葉)

それではまた次回!
pc
[編集]
By あっぷるぱい
2012-08-28 21:39
 まさかの四次創作、読ませていただきました!

 遅ればせながら、ここまで読んだ感想を。


○デュエリスト能力≠無効化されない能力

 デュエリスト能力と言えば基本、カード効果で無効化されない能力……だったのは既に過去の話。
 今作でも早速、デュエリスト能力を打ち消してしまうカードが登場!
 これがパワーインフレって奴か。
 時代は変わったものよのぉ。


○マイナスのデュエリスト能力

 決学3の嘘予告で登場したマイナス能力が、ここに来て登場するとは。

 しかし、デュエリストに直接宿る能力ではなく、モンスター効果でプレイヤーに付加される能力、というのはなんか新鮮。
 なるほど、こういうやり方もあるんですねえ。 


○トリシューラはもう死んだんです

 鷹野さんは分かるとして、真田さんや川原さんまで翔武学園に入っていたのは驚き。
 さっそくプロジェクト組が絡んできましたね。
 思ったよりも早く名前が出てきたのでちょっとびっくり。
 この後、パラコンも出てくるのでしょうか。

 そういえば、《氷結界の龍 トリシューラ》が禁止になっちゃったけど、鷹野さんの能力はどうなるんだろう?


○大庭君と栗原さん

 決学本編に名前だけ登場していた栗原さんと、名前は登場してないけど確かに決学シリーズのキャラである大庭君の登場。
 こうして、決学シリーズの世界の住人は、次々にキャラ付けされていくのであった……。
 こんな感じで、他にも決学シリーズの住人が登場していくのでしょうか。ビークロイド使いの人とか。


○何気に強い、痛み分けテキスト

>>相手は相手自身のフィールド上のカードを全て手札に戻す。

 相手モンスターではなく、相手プレイヤーにかけるモンスター効果。
 そのため、除去耐性持ちのモンスターも軽々倒すことができるのだ!

 《痛み分け》によく似た性質のこの効果、なんだかんだで結構強力な効果ですよね。
 OCGではさすがにもう、この手の効果は出てこないか……。



 話としては、まだ序盤といったところでしょうか。
 果たして、どのように話が展開していくのか。
 そして、鷹野さんは今回、どこまで生き残れるのか(ぁ
 (鷹野さんは、番外編だと負けやすい傾向あり)

 アッキーさんの作品では私の予想以上に頑張ってた彼女ですが、今作では果たして?
 続きを楽しみに待っています。

pc
[編集]
By 呵々闘諍
2012-08-28 23:03
>あっぷるぱいさん
感想ありがとうございます!

>消えゆくデュエリスト能力の絶対性
実は決闘学園3遵守ですね。これも全部、闇のカードってやつのせいなんだ…。

>マイナス能力
プラスが自分に有利に働くなら、マイナスは相手を不利にする能力だろう、と言う発想からす。豆戦士さんたちみたく上手い動かし方が思いつかなくてこうなりました。

>鷹野さんの能力
シンクロがダメならエクシーズすれば良いのよ!
つまり、そういうことになります。

>キャラについて
アッキーさんみたく長く書けないからそこまで増えないんだぜ!でも、決学のモブキャラは出したいんだぜ!

>痛み分けテキスト
わーい、理不尽能力!私理不尽能力大好き!
こういうのは原作のTRPGらしさが出てお気に入りです。
まあ、OCGですと荒れる原因ですが…(泣)

>今後の鷹野さん
活躍はあっぷるぱいさんとアッキーさんに書かせれば良い、私は燃料を投下するだけ…(他力本願)
い、いえ、活躍しますよ!た、多分…

それではまた!
pc
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